マンションマカロンが宅建合格に至るまで(驕りと挫折と3つの事件)

宅地建物取引士

マンションマカロンは令和4年度宅地建物取引士資格試験に合格することができました。

自身初の国家資格ということで、合格者一覧の中から自分の番号を確認した令和4年11月22日は忘れられない日になりました。

宅建試験へのチャレンジについてはほとんどTwitterで触れてきませんでしたが、

決してサクッとパスしたわけではなく、影ではそれなりのドラマが起きていました。


この記事では、

  1. 宅建を受けようと思ったキッカケ
  2. 宅建試験チャレンジ(2021年)
  3. 宅建試験チャレンジ(2022年)
  4. 試験終了後に起きた3つの事件
  5. まとめ

の5章に分けて振り返りたいと思います。

可能な限りリアルに書いていきますので、これから合格する予定の方のお役に少しでも立てれば幸いです。

※学習のポイントだけ教えてくれよ!という方は全部すっとばして最後だけお読みください。


宅建を受けようと思ったキッカケ

わたしが宅建を受けようと思ったキッカケを一言でまとめれば、

マンションが好きだから

に集約されます。

ふざけた理由に聞こえると思いますが、実際のところマンションを買って、マンションを好きになって、ツイッターでマンクラ方々と戯れあっていなければ宅建を受けようなんて微塵も思いませんでした。

あとはゆーすけさんのように、ツイッターのトップ画面に「宅建ホルダー」なんてさりげなく書けたらなんかいいなぁなんて思っていたくらいです。

いずれにしても、本業で使うわけでも、今後転職する予定があるわけでもなく、マンション含む不動産についてもっと深く知りたいと思ったという趣味の延長線上のチャレンジでした。

それが、まさかこんなに長丁場の戦いに発展することになるなんて…

正直宅建試験をナメていました。


宅建試験チャレンジ(2021年)

学習方法

ということで、私の宅建チャレンジ2021がスタートしました。

私が使ったテキストは、TACのみんなが欲しかった(みんほし)シリーズです。

こちらを選んだ理由は、

  • カラフルかつイラストや図が豊富で、完全初学者的にとっつきやすかったため。
  • 大手のなかではテキストが比較的薄く、試験範囲外を深堀しすぎる心配が少なそうだったため。
  • 問題集との互換性がよく、見直しがしやすそうだったため。

といったところです。


10月中旬の本試験に向けた勉強スケジュールとしては、ざっくり下記のような流れでした。

  • 5月:テキストをとりあえず1周のんびり読む
  • 6〜7月:問題集を解きながら、わからないところをテキストで確認、要点をノート(iPad)に書き留める。これを3〜5周。
  • 8月:間違えたところを入念に潰すため、ノートに要点を書き殴る(綺麗にまとめるのではなく手を動かして記憶する作業)
  • 9月:過去問の答えを全て記憶するくらいになるので、過去12年分の試験に取り掛かる。ミスったら徹底的に暗記。
  • 10月:試験直前まで過去試験を毎日解きまくる。


平日は通勤途中TXでテキストを眺め、週末は守谷駅タリーズの大きいテーブルを定位置にしていました。

加えて、私はYouTubeを結構活用していました。

個人的にかなり役立った(99%これだけを見ていた)チャンネルが、マジでイケてる宅建講座【ゆーき大学】です。

宅建試験は宅建業法以外の、法令上の制限・権利関係、民法の範囲が膨大なので学びすぎると得点効率が下がり、かえって逆効果になります。

このチャンネルでは、受かるために最低限の内容を簡潔にサクサクまとめてくれているため、基本的な暗記事項を網羅するのにとても役立ちました。

なお、専用のテキストが5万円くらいで販売されているのですが、チャンネルは全編無料で見られたので、私は課金せずにYouTubeプレミアムで全てダウンロードし、毎日のように視聴していました。(いわゆる○リーライド)

重要事項説明や契約書の記載事項などの果てしない暗記物における語呂合わせはなかなか秀逸で、本試験でも大いに役立ちました。聴きすぎていまだに唱えることができます。


本試験

いよいよ来ました。

2021年10月17日、宅建試験当日です。

当時茨城県民だったので、会場は流通経済大学の龍ヶ崎キャンパス。

これこそ私のふるさと茨城県、最寄駅までローカル線を乗り継ぎ1時間、最寄駅からも徒歩20分、もはや移動自体が試験だろという神立地です。


当日の雰囲気は鮮明に覚えています。

下は高校生から上はわたしの祖父よりもおじいちゃんまで、まさに老若男女さまざまな方が集まっていました。

中にはす○ふの営業マンのようなぴっちり七三、体格の良い黒スーツのグループもあちこちにいらっしゃって、エールを送っています。

(あー、これはガチ宅建業者で働く者の命をかけた挑戦だなぁ)

となんの根拠もない余計な妄想を膨らませるくらいには余裕をもって当日を迎えたわたしでした。

そしていよいよ試験が始まりました。

奇をてらうことなく

権利関係→法令上の制限→税→宅建業法→5問免除(宅建業に従事している人限定で講習受ければ免除になる)

の順番通りの王道ルートで解いていく作戦です。


細かい感想は飛ばしますが、サーっと解いていく中で

(あれ、これいったんじゃない??)

とおぼろげながら手応えを感じるくらいの出来だったことは覚えています。



ただし、ツイートにさりげなく残していた、

「何十周もテキスト解きまくったのに一度も見たことないんだけど」

という不安は案の定当日もわたしに牙をむき、権利関係は半分取れればいいやといった感じです。


結果としては予想以上のスピードで解き終わり、マークミスだけ念入りに見直して試験は終了しました。

「まあまあできたよ笑」

迎えにきてくれた妻にわたしはそう伝えました。


自己採点

宅建は国家試験のなかでもトップクラスの受験者数を誇る人気資格で、年間20〜30万人程度が受験します。

受験者数が多いということで、専門の予備校の力の入れようもなかなかのものです。

講師陣も実際に試験会場に潜入し、問題を入手して試験直後に他社に負けじと解答速報を公開するのがもはや風物詩となっています。


早めの夕食を牛久で済ませて帰宅した私は早速、TACの解答速報を確認しながら自己採点を始めました。

今更ですが、宅建試験は50問中34〜37点取れれば合格できる四択方式です。

合格率を16%前後に調整するように、合格点も毎年変わります。


「権利関係は半分でOK。法令と業法とその他を押さえればいいんだ」

と自信とは裏腹に妙にざわつく心臓をなだめながら丸つけをスタートします。


序盤はある程度予測通りの展開で、権利関係は8/14でセーフ。

法令上の制限は5/8でなんとかセーフ

税その他は1/3これはまあ仕方ない。


さて、ここまで14点、残りの25問で22点以上とれれば良いんだ。

宅建業法は基本的に満点を目指さないと宅建試験は受かりません。

逆に言えば、いつも通りできていれば問題ないのです。



…そのはずだったのですが、よりによって宅建業法が今回の敗因でした。


20問中、まさかの14点。



そして5問免除は3点。


ということで、


【2021年宅建試験結果】31/50点 ※後日発表された合格点は34でした。



自信とは裏腹に、まさかの惨敗、しかも宅建業法で沈むという残念すぎる結末を迎えました。



なにが悪かったのか…

あんなに過去問繰り返したのに…



あまりのショックに壁に張り付くわたしです。

一年にたった一回しか実施してくれない試験に落ちるというのは結構しんどいものです。

一瞬くじけましたが、3時間も経てば呼吸も落ち着いてきました。

今の記憶をできる限りキープすれば来年こそはいける!

わりと切り替えは早い方なので、そう決意を新たに2021年の戦いにピリオドを打ちました。


宅建試験チャレンジ(2022年)

学習方法


さて、時が経つのは早いもので、2022年宅建試験、6月からリスタートです。

柏の葉キャンパスへの引っ越しもすでに完了し、心機一転、目標をセンターに入れてスイッチを押します。


学習スタンスは前年を踏襲しつつ、反省を経て生み出した2022年の戦略は以下の通りです。

  • たかが宅建業法、されど宅建業法、すべては宅建業法。
  • 一に宅建業法、二に宅建業法、三四がなくて五に宅建業法。
  • 権利関係、法令上の制限、税その他は徐々に記憶を呼び覚ましつつ、2ヶ月前から詰め込む。
  • 直前期は予想問題を周回プレイ。


とにかく、宅建業法を完璧に仕上げること。

2021年、龍ヶ崎の悲劇から私が学んだストラテジーです。


もちろん昨年も完璧にしたつもりだったのですが、方法がやや間違っていたのです。

以前は基本過去問を何回も繰り返すだけの日々でした。

しかし、これでは過去問に出てこなかった部分、出題形式は一生克服できません。

今回の宅建業法対策は、実にシンプルで、


「テキストの隅から隅まで読み尽くして網羅する」


これを徹底しました。


また、昨年はケチって購入しなかったピンクの一冊、直前の予想問題を用意しました。

昨年解きまくった黄色の過去問集と青の過去12年分の試験問題はやればやるほどに

(あれ、これ前解いたことあるぞ)

という状況に遭遇する事態となっていました。

それもそのはず、黄色の過去問集も青の12年分の過去問も同じ過去問なのですから、考えてみれば当たり前です。

もちろん昨年の時点で気づいていたのですが、変に自信があったため単純に買うのをケチってしまいました。

2022年はしっかり新作の予想問題も活用します。



そして、テキスト学習に追加して、昨年助けられたYouTubeチャンネル、マジでイケてる宅建講座【ゆーき大学】

も見直しながら対策していく予定だったのですが、残念なことに一部チャンネルが有料テキスト購入者のみの限定公開になってしまったのです。

権利関係(保証・債務・抵当権など)や法令上の制限(建築確認・開発許可など)のテキストだけではなかなか理解の深まらない複雑な科目には動画解説は必要だったため、○リーライドしてしまった昨年分のお礼も兼ねて課金することにしました。

これが結果としては良い選択で、動画のみならず専用のオリジナルテキストがかなり役立ちました。

スリムに要約された内容に加え、PDF形式でテキストをダウンロードできたため、ストレスなく暗記に打ち込めました。


以上の戦略のもと、2年目の戦いに備えてわたしは机に向かい続けました。

もう二度と壁に張り付くわけにはいかないのです。

時はながれて迎えた2022年10月16日の試験当日。

マンションマカロン、人生2度目の宅地建物取引士への挑戦です。


本試験

千葉県民となった今年の会場は東京理科大学野田キャンパスです。

東部アーバンパークライン運河駅から徒歩10分に位置するポジションです。さすが千葉県。


会場オープンと同時に現地に到着し、法令の集団規定など、細かい部分を中心に最後の最後まで徹底的に情報を詰め込みます。

す○ふの営業マン風の方々が今年もいたかは覚えていません。

昨年のような気の緩みはありませんでした。


そしていよいよ第2ラウンドのゴングが鳴りました。

さて、今回のわたしにはもう一つ作戦があります。

昨年は、

権利関係→法令上の制限→税→宅建業法→5問免除

というように、問1から順番に解いていくスタイルでしたが、今回は、

宅建業法→5問免除→権利関係→法令上の制限→税

つまり、問26から問50まで先に解いたあとに、問1から問25を仕上げることにしました。

この攻撃的なシステムを採用した意図としては、

  • 自信を徹底的に削いでくる権利関係を後に回すことでモチベーションを保つ
  • 集中力がある前半に宅建業法を完璧にかつ一気に片付ける
  • 最悪時間切れとなった場合のダメージを最小限に抑える


といったものがありました。


一応、この作戦は成功し、今回徹底的に仕上げた宅建業法はわりとスムーズに解けました。

ただし、この作戦のデメリットの一つがこの後私に爪を立ててきました。

(権利関係むっず!!!!失踪宣告!?辞任!?期間の計算??)

せっかく良い気分だったのに、TAKKEN2022最大の難関ステージとなった権利関係が後半にガリガリとエネルギーを奪っていきました。

宅建を受けたことのない方にも分かるように言うならば、

「中学生の歴史のテストに高校の世界史Bの範囲から出題された」

ようなものです。

そう、近年の宅建には誰もわからない問題が平気に出題されます。

これが近代宅建史の恐ろしいところなのです。

もちろん、これらをミスしただけで不合格になる試験形式ではありませんが、逆に言えば、

「難しくない問題は絶対に落とせない」

ということです。

後半がキツくなることは最初から分かってはいましたが、それにしてもエグい問いが多くて試験中に失踪したくなる気持ちもわかります。

それでも、前半の宅建業法をスピーディーにクリアしたこともあって、15分前には全問を解き終わりました(解けたとはいっていない)

わからない問題にいくら頭を使っても仕方ないので、あとはヤケクソでマークミスと自己採点用のチェックを確認して私の2度目の挑戦は幕を閉じました。


試験が終わったあとの手応えとしては昨年の方が断然ありました。

権利関係だけでなく、サクッと終わらせた宅建業法でも確信を持って答えられなかった問題がいくつかあったので、満点は無理だと感じていたのです。

運河駅へ引き返す途中、利根川運河に架かる橋の上で妻に

「おわったわ、去年よりもできなかった、」

と、ひとつも面白くないメッセージを送りました。



自己採点

試験直後の手応えの存在は大きいもので、意気消沈している私が今年自己採点に取り掛かるまで3時間かかりました。

昨年は帰宅して1時間でペンを手にできたのに。


そして夜22時、自己採点が終わりました。

体感では昨年の31点にも満たない出来栄えだったのですが、結果は下記の通り。

  • 権利関係:6/14
  • 法令上の制限:6/8
  • 税その他:2/3
  • 宅建業法:16/20
  • 5問免除:4/5

【2022年宅建試験結果】34/50点


昨年はハシにもかからなかったわけですが、予備校陣営の予想合格点は34〜36点でまとまり、

一応ボーダーラインスレスレで踏みとどまっています。

とは言え、正直合格している気がしなかったので、ここで私は覚悟のツイートを繰り出しました。


ツイッターをアンインストールして、宅建受けます!勉強します!

と自分にプレッシャーをかけるべきだったと猛省しました。

来年こそは決めてやる…

意識が朦朧とする中、そう誓った自己採点でした。



試験終了後に起きた3つの事件

事件1:予備校講師がミスっていた

点数が実質確定していた私の宅建でしたが、鎮魂の自己採点から約3週間が経過したころ、

事態は思わぬ方向へ動き始めます。

ここから合格発表までの1.5週間に大きく分けて3つのイベントが発生しました。

まずはひとつめ。

こちらのツイートの通りなのですが、

簡潔にまとめると、

「私が試験当日、自己採点に使用したTACの解答速報がいつの間にか修正されており問37が正解になった」

ということです。

近年の宅建は難化が進んでおり、プロの予備校講師ですら間違えるという事態が時々発生します。

実は早い段階で解答の差し替えが行われていたのですが、完全に来年を見据えていた私は気づくのが遅れました。

これにより、宅建業法が修正前16/20→後17/20にアップ。

合計点数は修正前34/50→後35/50になりました。

前述した通り、宅建のボーダーラインは50問中34〜37点となっており、

これで崖っぷちから一歩内陸に歩み寄った格好になりました。

ちなみに、問37を正解できたのは私がマンション好きであったことに起因します。

修正前の解答では選択肢アが誤りとされていました。

グランリビオ市谷砂土原では建築確認変更申請をすると表記して広告していますよね。

マンクラやっててよかった。


事件2:自己採点をミスっていた

つぎの事件は、いたってシンプルで、

「自己採点をミスっていた」

というものです。自分のせいです。

肩を落として試験当日に行った自己採点は精神的に厳しく、1+1の計算すら間違える状態でした。

各項目ごとの点数を算出したあとに最後合計していたのですが、その足し算をミスっていました。

問37の一件をキッカケに再度足し合わせた結果判明しました。

これにより、法令上の制限が、修正前6/8→後7/8となり、

合計点数は修正前35/50→後36/50になりました。

(あれ、これワンチャンどころか、いけるかも…)

マークミスの不安もあったため、結果が確定していない以上余計なツイートはしませんでしたが、少なくとも一気に2点上がるなんて、こんなことがあるのかと驚きました。

宅建の神様どうもありがとう。


事件3:不動産適正取引推進機構(公式)もミスっていた

そして決定的だったのは、合格発表の一週間前に投稿された某宅建講師のツイート、いわゆる

「没問騒動」

です。

詳細については触れませんが、要するに、

「とある問題で選択肢に正解がない状態であるため、没収問題として全員正解とする」

可能性についての言及でした。

そして、この問題の詳細については合格発表の2日までに同氏から説明がありました。

業界関係者ではこの方しか気づいていないような状態だったので、

公式も気づいていないのではないか?

すでに合格証書は出来上がっているし、どうするんだ?

後日追加合格措置がなされるのでは?

色々な憶測がタイムラインを賑わしましたが、結果としては、

「選択肢に正解がない状態であるため、没収問題として全員正解とする(加点補正済み)」

つまり、没収問題として認識した上で合格者を確定しているというものでした。


概要の説明が長くなりましたが、つまる話、

「私はこの没問を誤っていたので正解となった」

というオチです。

なお、この問題は問48で、俗に5問免除とくくられるものでした。

詳しく説明すると、宅建業に従事するものが有料の講習を受けることで免除(全部正解とみなす)されるという特殊な部類だったため、余計にネットをザワつかせました。

そして、この問48は統計から出題される比較的正解しやすい(2/3以上は当てる)問題でした。

せっかく正解したのに全員正解かよ〜

と残念がる人の方が圧倒的に多いなかで、私はひとりニヤけました。

公式の発表はこの時点でなかったものの、加点措置はほぼ確実にあるとのこと。

これにより、5問免除が、修正前4/5→後5/5となり、

合計点数は修正前36/50→後37/50になりました。


まとめ

試験結果

ということで、3つの事件により大きな影響を受けた自己採点は下記の通り修正されました。

  • 権利関係:6/14
  • 法令上の制限:7/8
  • 税その他:2/3
  • 宅建業法:17/20
  • 5問免除:5/5

【2022年宅建試験結果(修正後)】37/50点


2日後の11月22日、合格発表の当日。

公開された合格点は36と難易度は上がったのに合格点も上がったという意見が多く噴出しましたが、

合格率は17%と例年並みかそれよりも多めでした。

確実に受験者のレベルが上がっているとのことです。



そして、公示された合格者番号に私の数字も含まれており、一年越しのリベンジ達成となりました。

問26から解答するというトリックを使ったことで懸念されたマークミスもなかったようで、本当に安心しました。


ツイッターのトップ画面に「宅建ホルダー」と書きたいなどという軽い気持ちから始めたチャレンジでしたが、まさかこんなに長期間翻弄されることになるとは思いませんでした。

とは言え、一応形として結果を残せたのは本当によかったです。

ガッツリ勉強したのは大学受験以来のことだったので、効率的な学習ができたとは一つも思いません。

2LDKさんのように2週間チャレンジなんて離れ業は今の私にはできないと思います。

ただ、せっかく習慣づけができたことですし、また次の目標を作って頑張ってみようかなと思う次第です。


駄文、長文の自分語りにお付き合いいただき、ありがとうございました。



宅建学習のポイント(自己流につき参考まで)

  • 宅建業法を1000%完璧にすること。やりつくしても普通にミスするのでとにかく完璧に。
  • 権利関係は最悪ざっくりでOK。無勉でも1/4(4問程度)は正解します。わたしは6点で合格しました。
  • 法令上の制限はマンクラなら楽しめるはず。用途地域や単体・集団規定などはマンションや街をイメージして学ぼう。
  • 「正しいもの」「誤っているもの」など、問題文をしっかり読むこと。地味ですが重要です。
  • 進研ゼミでやってない問題が出ても動揺しないこと。みんなやってません。
  • YouTubeは語呂合わせなどを覚えるのに役立ちます。個人的におすすめなのは、マジでイケてる宅建講座【ゆーき大学】棚田行政書士の不動産大学【公式チャンネル・宅建】宅建吉野塾
  • テキストはケチらないこと。過去問だけでは解けない問題もバンバン出ますが、過去問を解けないと話になりません。
  • GoodNoteという有料アプリがオススメです。暗記から過去問まで、無限に書き殴れるほか、クラウド連携でスマホでも見直せるのがスキマ学習に役立ちました。過去問はマークシートを写真で撮って解いていました。



来年以降、宅建合格を目指す方のお役に少しでも立てれば幸いです。

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